みなさん、こんにちは。
前回まではどちらかと言うと企業戦略・事業戦略の内容でしたが、今回からは機能別戦略を見ていきます。
これから何回かに分けてマーケティング戦略を見ていきます。
マーケティング戦略についてはこちらの記事もご覧ください。いわば、この記事が今回の四国キャリア分析合宿でわかったこと(このブログに書いているもの)との「比較対象」となります。
今回はマーケティングの4Pのうちの製品戦略について見ていきます。要は前回のビジネスモデルに出てきた「何を」をもっと具体的にしたものです。
それでは、今回もよろしくお願いします。
今回のサムネ画像はアンパンマン列車の黄バージョンです。これもJR四国の「製品戦略」と呼べるものです。
中小企業の改善事例や白書解説
まずはこちらです。これがコンサルティングの基本にもなるということでした。
・誰に:中小企業の傾向を把握していない経営者や診断士
・何を(製品):中小企業白書や小規模企業白書の横断的な分析内容、中小企業や小規模企業の優良改善事例に関するセミナーや研修、その講義の内容の通信販売
・チャネル:日本全国対面、オンラインどちらも
具体的には中小企業白書、改善策などのセミナーをシリーズ化することを考えています。
数多くの資料や事例に当たり、自分の事業の商品・サービスをパッケージ化、標準化(マニュアル化)します。
自分自身の具体的なノウハウと実績をパッケージ化した「売り物」のイメージです。そしてそれを情報発信することで、「この人はこんな分野に強い」と周囲の人に認知してもらうことができます(情報発信についてはプロモーション戦略のところで見ていきます)。
・中小企業白書セミナー
・中小企業改善事例セミナー(製造業)
・中小企業改善事例セミナー(非製造業)
なども用意してセミナーをやることを考えています。
講師としてのわかりやすさも活かしていこうと思っています。つまり、図解も豊富に、わかりやすさと具体性を両立させていく予定です。
メニューはシンプルに、数も少なくしたほうがいいです。ラーメンしかやっていない店だと繁盛しやすいのと同じです。
「中小企業の」ことを知っている人が「中小企業に」改善事例を紹介することって、かなりニッチなのです。なぜなら、改善事例を知っていても大企業出身の人が上から目線で教えることや、中小企業出身の人が教えている改善事例だけど実は大企業のことだったということが多いです。
つまり、どちらかが大企業であることが多く、どちらも中小企業というのは希少性があります。
特に多いのは前者の「改善事例を知っていても大企業出身の人が上から目線で教えること」です。これに碧碧としている中小企業の社長はものすごく多いです。そして中小企業診断士もほとんどの人が大企業勤務者か大企業出身者です。
特に中小企業の改善事例を知っている経営者は少ないので、潜在的なものも含めるとニーズはかなりあります。
改善事例は調べようとすると負担が増えますから、そういう会社が本来なら行うはずの「中小企業の改善事例探求・まとめ」の代行を僕がしていることになりますよね。相手にとっては時短と効率化が図れるため、便益があります。
うまくいくと、日本全国飛び回れるかもしれません(もちろん交通費は相手企業が負担してくれます)。日本全国に人脈・ネットワークがある人ほどそうなる可能性はありますね。僕からしたら、相手が交通費を負担してくれる移動なんてご褒美です。
 
独自性こそ強み!
ほめる系
ほめる系は、ほめ達の力を活かし、ほめる系の講師やコンサルティングをやることです。
・誰に:ほめる習慣、組織文化を身につけたいと希望する経営者や従業員、診断士、その他個人
・何を(製品):ほめる系の(ほめることの重要性やスキルを教える)講師やコンサルティング
・チャネル:日本全国対面、オンラインどちらも
ほめ達セミナーなら、
・ほめる入門セミナー
・ほめる組織文化変革セミナー
・ほめる業績アップセミナー
・ほめるリーダーセミナー
・ほめる営業セミナー
・ほめるマーケティングセミナー
のようなことを用意します。
情報
中小企業の経営のことがわかっていて、経営者や社員を対象とした「ほめるセミナー」ができる人はそうはいません。そのため、先駆者的存在(先発優位)になることとできます。
セミナーをやることで、その受講者から個別相談を受け、そこから新規のクライアント、固定客につながります。
意外とこのステップが重要になってきます。どうしてもいきなり個別の相談や契約にしてしまうとハードルが高くなりがちですが、間にセミナーを挟むとどんな内容かわかりやすくなりますし、自分(講師)の能力や性格もわかるので、個別相談のハードルが下がりますし、契約に関する不安が解消され高額な契約でもスムーズに行うことができます。
他にも上記のセミナー映像(動画)で提供する通信教材販売、著書の販売などで儲ける方法もあります。
僕ならほめコンサル、鉄オタ診断士、中小企業白書、診断士のコミュニケーション&メンタル、診断士のキャリア戦略、伴走支援など、ネタの候補はいくつかあります。
コンサルの場合のやり方としては、税理士事務所などのコンサルのように月に1〜2回企業を訪れるパターンが基本でしょうか。
あとは3回、6回、12回など「●回コース」みたいな手もありますね。美容クリニックでよくあるやつです。回数分だけ先にお金をもらっておいて、具体的に訪れる日時は相手企業が自由に選べるというもの。これなら定期ではないので「次は2ヶ月空けて課題に取り組んでみよう」というのもできそうですよね。
これら以外のもの(メンタルヘルス系、交通系企業のコンサルティング、地域支援の講師やコンサルティング、人の紹介)については、セミナーの種類を多くもっても意味がないものなので、オーダーメイドでやっていく形になると思います。
そのため、ビジネスモデルのところで提示したものがそのまま製品戦略になると思います。
また、YouTuberとドリル教材作成に関してはまだ思いつきの段階なので、ここでは省略いたします。
ということで、僕の製品戦略を見ていきました。
今回もありがとうございました。