みなさん、こんにちは。
前回までは自分で自分の承認欲求を満たすことについて述べていきました。
ほめ達なら他人のことをほめることは得意だと思います。
しかし、前回まで見ていったように、自分自身のことはほめているでしょうか?
今回はそのようなことについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
自分自身をほめる
ほめることは、マズローの欲求階層説で言う第4の「承認欲求」に絡むことですが、これは「他人からほめられる」だけでなく、「自分で自分をほめる」ことでも満たすことができます。
むしろ、真の意味で承認欲求を充足させたいのなら、自分で自分をほめることが必要です。
自分で自分のことを認められない人は、心のバケツに穴が空いているようなもので、どれだけ周りの人からの承認を得たところで、効果は中途半端になってしまいます。常に乾いた状態で、承認欲求が足りない状態になります。だから他人に自慢をするなどして承認欲求丸出しの行動をする人がいるのです(そうすると他の人からウザがられ、どんどん離れていき人脈やネットワーク、仕事もどんどんなくなっていきます)。
言い方を変えれば、承認欲求丸出しの行動をする人は自分で自分を認める(ほめる)ことをすれば承認欲求丸出しの行動をしなくなるということです
ほめ達検定3級でも、自分の価値を認められない人は他の人の価値もなかなか認められないということで、まずは自分自身の価値を認めることをします。
自分自身に感謝しにくい人は他の人にもなかなか感謝しにくいということで、まずは自分自身に感謝してあげましょう。
ほめ達なら、自分の周りの人の価値を探してほめることができます。
しかし、自分自身の価値をきちんと探しているか、ほめているかというと、そうではないことが多い。
それはなぜか。
自分で自分をほめるなんて、恥ずかしいだけ、虚しい、意味がない
このように考えていませんか?
こう考えているうちは、自分で自分をほめることはできません。確かに長所や強みは自己分析などで見つけても、それをもっている自分をほめることをしていない。これでは自分で自分をほめることなどできません。
このような「自分の長所も強みも理解しているのに、自分自身をほめることができない」というのは、実はかなり高度な自己認識を持っている人がぶつかる壁なのです。言い方を変えれば、ここを突破すると一気に自己効力感も自己肯定感も伸びます。
僕に限らず、自分で自分をほめることに抵抗がある人は多いです。しかしご安心ください。それはただ慣れていないだけです。自分に合ったやり方を見つけ、それに慣れてくれば簡単にできるようになります。
自分で自分をほめることができれば、潜在意識からポジティブに染まり、常にとまではいかなくても基本的にはポジティブなメンタルでい続けることができます。
そんな自分、ワクワクしてきませんか?
他にも原因はあります。
まず、ほめ言葉が「自分には不自然」と脳が判定していることがあります。つまり自分の中でほめ言葉そのものに対して違和感を抱いているのです。
脳は自己イメージとズレる言葉を自動で弾く仕組みがあります。ほめ言葉について、「それは自分っぽくない」と思っていると、脳は「それ違うよ?」って拒絶反応を起こすのです。
特に成長志向が強い人ほど、過度に謙虚な「内なる監査役」のような人格がいて、長所や強みは認識できても、ほめるとなると「いや、それは…」と止めてきます。内なるブレーキをかけてくるのです。
頭の中で「えらい」みたいに声を出しているようにはしているけど、それを脳が受け付けてくれないイメージですね。
また、自己ほめが「評価」っぽく聞こえるのが嫌ということもあります。評価されるのが苦手だと、自分から自分に言うのも拒否されるわけです。
例えば「成長しているね」は他人に対するほめ言葉としては威力を発揮するものですが、自分自身にこの言葉をかけてもあまり効果がありません。「成長している」は評価ワードですから、こういうものは脳が弾いてしまうのです。
これは 「自己ほめ拒否反応」 といって、意志力ではなく脳の仕組みに引っ張られて起きている現象です。
自分で自分をほめられるようになる方法
さて、問題はここからですよね。
どうすれば自分で自分をほめられるようになるか。
実はものすごく簡単です。
他人にほめていることと同じことを自分自身に対してやればいいのです。
ただし、「明確に認識する」必要があります。
例えば仕事を1つ片付けたとします。
他人がそれをやれば「片付けてくれてありがとう。いつもながら完璧な出来だよ」などと言いますよね。ほめ達ならこのようなことを言うのは得意です。
それをそっくりそのまま、自分自身にも言います。もちろん実際に声に出してもいいですし、恥ずかしいなら頭の中で思うだけでもいいです。
「片付けてくれてありがとう。いつもながら完璧な出来だよ」
そして、これを明確に認識します。
「片付けて・・・完璧な・・・」みたいにうっすらしか認識していないのならダメです。
ボソボソとこもるような声で言っても相手には聞こえませんよね。
自分自身にもハキハキと聞こえる(認識できる)ように言わないと意味はありません。
あとは他人のことをほめるときと同じです。
・小ロット短サイクルでほめる
・すぐにほめる
・事実をつける
・貢献内容をつける
・プロセスや存在をほめる
などですね。
小ロット短サイクルでほめる、すぐにほめる
これについては、自分相手だからこそやりやすい側面もあります。他人相手だと内容やタイミングを考慮する必要があっても、自分自身を相手にする場合はそのようなことは考えなくてもいいですからね。
他人にも自分にも小ロット短サイクルでほめることを意識できれば、潜在意識からポジティブに染まり、良いところやポジティブな要素ばかりが目につくようになります。
事実をつける
例えば、「えらい」って言うと評価になりますが、脳は評価よりも事実を圧倒的に受け取りやすい特徴があります。そのため、事実のみにして評価はゼロにすれば、脳がほぼ拒否しないことになります。
「よし、仕事が1つ片付いた」、「これは8時間勉強した」、「今日の自分は1万歩動いた」、「作業完了」などと頭の中で言えば(思えば)いいのです。
貢献内容をつける
事実の代わりにこちらをやってもいいと思います。例えば「今日は1万歩動いた」ではなく、「今日も痩せられるぞ!」としてもいいです。
プロセスや存在をほめる
これは他人をほめるときもありましたね。
結果をほめるのはハードルが高いですが、プロセスならほめやすいですし、結果が悪かった場合でもほめることができます。行動やスモールステップでできたところをほめるのもいいですね。
また、結果が悪かったとしても存在そのものに敬意や感謝を示すのもいいです。
例えば「面倒だったのに取りかかった自分、えらいよ」とか、「気乗りしないのにこの仕事を続けた自分にご褒美をあげたい」とか、「疲れたけど丁寧にやった自分、さすが」などと頭の中で言えば(思えば)いいのです。これなら自己批判が入りにくいです。
そうすると、ネガティブな出来事もポジティブなものに変えることができますし、内発的動機づけにもつながります。もちろん自己肯定感や自己効力感も高まりますから、自分に自信がつくし、積極的な行動もできるようになります。
《今日のほめフレーズ》
さすが、いつもながら完璧!
今回はここまでとします。
次回はその他の工夫や僕の性格に合った工夫をご紹介します。
今回もありがとうございました。