承認欲求の負の側面の解決策

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みなさん、こんにちは。

ここまで何回かにわたって、ヤンキーなどのねじ曲がった承認欲求も含め、承認欲求の負の側面について見ていきました。

今回はそんな負の側面の解決策について見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。

ほめ達の力?

ここまで見てきた承認欲求の負の側面の解決策は何でしょうか?

お前お得意のほめ達じゃないの?

確かに、カギはほめ達のスキルです。
しかし、それは半分正解で半分間違いです。

なぜなら、単純にほめればいいわけではないからです。ほめ方に工夫が必要になります

承認は自己肯定感・自己効力感だけでなく、期待(自分が周囲から感じている期待)も高めてしまいます
また、ほめることが外発的動機づけではなくプレッシャーになってしまう例もありました。ほめられているうちにいつの間にか「ほめられないといけない」と思ってしまう例や、容姿に自信がない人に「かわいいね、スリムだね」と言うと劣等感やコンプレックスを刺激してしまう例ですね。
他にもアンダーマイニング効果(これまで内発的動機づけで自発的に動いていたものが、他人からほめられることで目的が変わってしまいやる気が下がること)もありましたね。

このような事態を回避するためには、ほめ方の工夫が必要です
その「ほめ方の工夫」をここから見ていきます。

相手が否定してきたことはほめない

これは容姿に自信がない人に「かわいいね、スリムだね」と言って劣等感やコンプレックスを刺激してしまう例の解決策です。

まず、ほめる内容が容姿やキャリアなど、劣等感やコンプレックスをもつものの場合には一定の注意をもっておきます
そして、その内容でほめて相手が「そんなことないです」と言ってきた場合は、基本的にはもうその内容ではほめません

日が経って2回目としてその内容でほめることはあるかもしれませんが、そのときも「そんなことないです」と言った場合は、その内容でほめることは二度としないでください

例えば「かわいいね、スリムだね」と言って相手が「そんなことないです」と言っているのは、謙遜ではなく心から「かわいくない、スリムじゃない」思っているからです。
それなのに、会うたびに「かわいい、スリム」と言われ続けていたら、居心地が悪くなるのは当たり前ですよね。

具体的にほめる

具体的な内容(事実や貢献)を入れてほめると、期待は上がらず自己肯定感や自己効力感のみを上げることができます
具体的な内容(事実や貢献)があれば、それは「評価」であって期待ではないからです。

そうなれば、感じる期待は上がらない一方、自己肯定感や自己効力感は徐々に上がっていきます。そのため、周囲からの期待(自分が周囲から感じている期待)と、自己肯定感・自己効力感とのギャップが小さくなっていきます

ほめ達の神
ほめ達の神

「あの人もほめていたよ」など第三者を使ってほめると、具体性や説得力が増すのでオススメです

他人との優劣ではなく成長をほめる

これもありますね。他人との比較は相対評価になるので、他人次第で自分が劣等感を抱いてしまいますし、他人に依存することにもなります。
しかし、過去の自分と比較すれば絶対評価になります。自分が進化していれば必ずほめられることになりますし、他人は関係ないので依存することにもなりません

迷惑な人についても、「変えてやろう」とは思わず、「今の迷惑な状態のまま」をスタートにし、そこから「足していく」と捉えることが重要です。そうすると「成長」を実感できるため、迷惑な人にもポジティブに捉えられるようになります
そう捉えることができないくらい不快なら、離れればいいだけです。

楽しめるようにする

これはチラッと出てきた「仕事や挑戦など、取り組んでいることが自分にとって重要であればあるほどプレッシャーは大きいものになり、逆に趣味や遊びなら小さくなる」という要素に関わってきます。

仕事や挑戦でも、ゲーム性をもたせれば、趣味や遊びのように思えてきます。そうすればプレッシャーは小さくなっていきます

過去の失敗体験を自虐ネタのように話せるようにすることで、「失敗してもいい」と思えるようになってプレッシャーが小さくなる例もあります。

こまめにほめる

小ロット・短サイクルでほめることがポイントです。これには「ありがとう」などの感謝や、「お疲れ様」などの労をねぎらう言葉も含まれます。

些細なことでいいので、こまめにほめていくと、感じる期待もそこまで大きくなりません。慣れてくるためです。
こちらも、感じる期待は慣れてきて上がらない一方、自己肯定感や自己効力感は長年のほめられている経験によって徐々に上がっていきます。そのため、周囲からの期待(自分が周囲から感じている期待)と、自己肯定感・自己効力感とのギャップが小さくなっていきます

いきなり壁や崖を用意するのではなく、階段やスロープで徐々に期待を下げる、自己肯定感や自己効力感を上げるイメージです。

そう考えると、僕の「ほめちぎる診断士」というフレーズも、あながち間違っていないことになりそうですね(笑)

逆に、ホームラン狙いの大きなほめは不要です。これをやると期待が一気に大きくなってしまいますし、ホームラン狙いだとそんな頻繁にはできません

「いやー、君はすごい。素晴らしい、天才だ。我が社の救世主だ」なんてのがホームラン狙いのほめです。大袈裟なほめと言ってもいいです。
このようなホームラン狙いのほめを連発したら、さすがに変に思われてかえって何か魂胆があると警戒されますよね。もちろんプレッシャーにもなってしまいます。

《今日のほめフレーズ》
今日は朝からワクワクしていました

今回は、承認欲求の負の側面に対する解決策を見ていきました。

今回もありがとうございました。