みなさん、こんにちは。
今回も店の人や電車のアテンダントなどにほめるケースについて見ていきます。
今回は、ほめる内容についてです。内容自体は普通の人にほめるときと同じですが、前回見た姿勢やタイミング以外にも少し違っているところもありますので、今回はそれを見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
ほめる内容
まず、容姿をほめるのは歓迎されません。これだとナンパ目的になります。
例えば、ついやりがちな、「かわいいですね」や「スタイルがいいですね」というのはナンパ目的になるのでダメです。
個人・感情・関係性に踏み込むとナンパ目的になるので警戒されます。
容姿より行動・雰囲気をほめるようにし、できるだけ評価より感謝寄りの内容にするといいです。また、ダラダラと続けるのではなく、言い切って終わらせるのがいいです。
例えば「かわいいですね」ではなく「対応が丁寧で安心しました」とほめる。
「感じいいですね」ではなく「気持ちよく過ごせました」とほめる。
これらは業務品質への感想なので、警戒されません。
こうすることで、店員の側からすると後味が良くて仕事のモチベーションになります。
店員やアテンダントからすると、クレームはよく言われてもほめ言葉はほとんど言われません。なので短く、業務に寄った一言は、実はかなり印象に残ります
ほめているけど評価でもない内容とすると、「助かりました、ありがたいです、気持ちよかったです、安心しました」が鉄板です。
これに「今日は、さっきの、おかげで」などを足してもいいです。
例えば「今日は助かりました」、「さっきの対応、ありがたかったです」などです。
さらに、相手の行動を入れて「(相手の行動)+(自分の感情)+ありがとうございました」とすると完璧です。
例えば「丁寧に対応していただいて、安心しました。ありがとうございます」とか「落ち着いた案内で助かりました。ありがとうございます」です。
このようにほめることで、ナンパ目的として警戒されることがなく、かつ相手が気持ちよくなってモチベーションを上げることができます。
そして、ほめられる店員やアテンダントとして一番ラクなのは、「返事しなくても成立するほめ言葉」です。「業務の流れを止めず、返事を期待せず、個人に踏み込まない」ならOKです。
ほめる際は立ち止まらず、視線も軽くほめるのがコツです。そうすれば会話に発展させてしまって相手の仕事の邪魔になることはありません。
ほめ達では「笑顔がいいですね」というほめ言葉が出てきます。これを使っているほめ達は多いです。
しかし、これは今回の店員やアテンダントのケースだと微妙なところです。
ほめ達としてのスキルがある方が言えば相手もナンパ目的とは受け取らずポジティブな気分になりますが、スキルがない方が言うとナンパ目的のように聞こえてしまい、相手はネガティブな印象をもちます。
異性の店員やアテンダントに言う場合はネガティブな印象をもつ可能性が、同性の店員やアテンダントに言う場合よりも高くなります。
店全体やチーム全体をほめる手もある
これはほめるための心理的ハードルが下がる有効なやり方です。
使っている店や列車そのものをほめる手もあります。店はもちろんですが、列車も観光列車なら「この列車は居心地がいい」などとほめることができますよね(逆に通勤電車はやりにくいかもしれません)。
また、店員にしても、アテンダントにしても、1人でやっていることは少ないです。他の店員やアテンダントと一緒に複数人でやっていることが通常ですし、今回は出勤していない他の店員やアテンダントもいます。つまり、店員やアテンダントはチームでやっています。そのチーム全体をほめる形にすればいいのです。
このとき、店員やアテンダント本人のことをほめるとなかなかの心理的ハードルがありますが、店自体やチーム全体をほめるならやりやすいです。
例えば「この店って居心地がいい雰囲気ですね」とか、「この列車は全体的に落ち着いていて安心できました」と言えばいいのです。
店員やアテンダントのチームについても「いいメンバーばかりですね」とか「店員のみなさんの接客が素晴らしい」と言ってもいいです。
このように、店自体やチーム全体をほめるのは最も安全で誠実なやり方です。
《今日のほめフレーズ》
●●さんが本気になれば、こんなことができますよ(こうなると思いますよ)
今回は店員やアテンダントへの具体的なほめ方について見ていきました。
もちろん、グリーン車のパーサーや飛行機のCA、イベントのスタッフなどにも当てはまるものになりますので、今回の内容は非常に汎用性の高いものになると思います。
次回はトラブルが生じるなどのイレギュラーなケースでのほめ方を見ていきます。
今回もありがとうございました。