狭い殻の中に閉じこもらない

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みなさん、こんにちは。

この時期は2次試験の最終合格者が出てきて、まもなく養成課程の3月卒の方も出てきます。だからこそ、今の時期にこれから診断士の世界に羽ばたく人に見ていただきたい内容をお送りします。

もちろん、これは新人診断士以外の診断士の方にも読んでいただきたい内容になっています。心当たりのある方は今すぐ実行したくなる内容と思います。

それでは、今回もよろしくお願いします。

「井の中の蛙」ではダメ

新人診断士は、3月後半から4月、5月にかけて様々なイベントに参加できるチャンスがあります。こういう新人診断士向けのイベントが開催されたら、そこで新たな人脈・ネットワークを構築することができます。

しかし、診断士になってもそういうイベントには参加せず、受験生時代のメンバーとばかり接している人がいます。カリスマ的な予備校講師や合格者がいると、どうしてもその人についていこう、その人に診断士のイロハを教わろうと思ってしまい、なかなかその人から離れられないのです。こういう人が主体となってコミュニティを運営していると、その傾向が強くなります。

また、養成課程卒の方なら、その養成課程のメンバーどうしで集まっているだけの人がいます。養成課程の場合は短くても半年、長いと2年間、ともに過ごした仲間がいるので、絆がかなり強いものになっています。そのため、居心地がよくなってしまい、なかなか外の世界に行きたがらない人もいます。

受験生時代のメンバー、養成課程のメンバーどうしで1~2ヶ月に1回集まってそこで飲み会をして情報交換をする。コミュニティを運営して勉強会を実施する。これはこれで診断士として意味のあることではありますが、やはり効果はかなり薄いものになります。1~2ヶ月に1回、自分が中小企業診断士であることを再認識する機会になるだけで、診断士としての仕事や、外にいるハブ的な存在の人とのつながりをもらえるわけではありません

でも残念ながらこうなってしまう診断士はそこそこ多いんですよね

これは非常にもったいないし、自ら診断士としての可能性を潰しています。例えて言うなら、大きな可能性を秘めているプラチナチケットを自分から捨ててしまうようなものです

まさに「井の中の蛙(かわず)」の状態です。他に広い世界のあることを知らずに、自分の周りの狭い範囲だけで物事を考えていることのたとえですよね。

「井の中の蛙(いのかわず)」とは、自分の狭い知識や見聞にとらわれ、他に広い世界があることを知らない人を意味する言葉です。中国の故事『荘子』が由来で、井戸の中にいるカエルが、海という広大な世界を知らないことから来ています。世間知らずな人を指すことが多いですが、最近では「されど空の深さを知る」のように、狭い世界で一つのことを突き詰めることの価値を示す場合もあります。

活躍する診断士になりたいのなら、「井の中の蛙」状態ではダメなのです。外の世界に出て、新しい人脈・ネットワークを構築する必要がありますし、外の世界で行われている様々なイベントや勉強会、研究会に参加する必要があります

1年目から積極的に外の世界に出る

これはハッキリ言って1年目の段階から差が出ます。もちろん、元から中小企業の社長や個人事業主とか、大企業で役職に就いているとか、仕事獲得の太いパイプ(チャネル)をもっている人なら、外の世界でのイベントなどに参加しなくても診断士として仕事はもらえます。1年目から活躍しているのはこういう人が多いですが、そういう特殊なケースを除いて、診断士として活躍をしたいのなら、1年目から積極的に外の世界に出ていく必要があります

ここで、受験生時代の仲間や養成課程のメンバーどうしだけで固まっているとどうなるでしょう?

もうお分かりですよね。仕事獲得のチャネルがないため、診断士としての仕事はできません。大抵の場合、本業の仕事はできているけど、診断士としての仕事は全くできていないことになります。結果として、何のために中小企業診断士の試験に合格して(養成課程を卒業して)中小企業診断士になったのかわからない状態になってしまいます

せっかく診断士になったのに、これでは嫌ですよね。もしそう思えたなら、今から積極的に外に出て、新しいフィールドをどんどん開いていきましょう

4年目以降に困らないためにも

さて、以前僕は「ゴールデン期間、シルバー期間」という記事を出しました。簡単に言うと、1年目はゴールデン期間で無敵期間。2・3年目はシルバー期間で準無敵期間のイメージです。この期間は失敗をしても先輩に許されますし、どんどんチャレンジをしていく期間です。自分の診断士としての土台を作る期間です。

1年目のゴールデン期間、2・3年目のシルバー期間のうちに新しいフィールドをいくつも開拓しないと、4年目以降にそれをやろうとしても難しくなります。

それは以下のこの記事にも書かせていただきました。

先ほどの、受験生時代や養成課程時代のメンバーとばかり集まっている人こそ、この事実というか現実を改めて認識し、今すぐ診断士として積極的に外の世界に出て、診断士としての人脈・ネットワークを構築し、仕事のチャネルを獲得していったらと思います。そうでないと診断士の資格がペーパー資格になってしまいます。

今回は井の中の蛙にならないことについてお送りしました。

今回もありがとうございました。