みなさん、こんにちは。
今回から数回にわたり、ほめ達として用意し感度を高めて(敏感に反応できるようにして)おいたほうがいい3つのアンテナについてご紹介します。
と言っても、「3つ」ということから、もうご想像がつくかもしれませんね(笑)
それでは、今回もよろしくお願いします。
3つのアンテナの種類
まず、3つのアンテナとは何かについて説明します。
それは「ポジティブのアンテナ」と「楽しむアンテナ」と「相手の存在・価値への敬意・感謝のアンテナ」です。
(3つ目については長いので、以降は「感謝のアンテナ」とします)
これらのアンテナを用意し、敏感に反応するようにする必要があります。
そして、これらは活躍する診断士の三大態度(ポジティブ・楽しい・謙虚)とそれぞれつながっていて、結局は診断士の態度としても必要になるものです。
これらのアンテナが鍛えられると、毎日楽しんで生活できるし、ポジティブな情報を入れて成長していけるし、他人やモノ・出来事に対しても無理なく感謝の気持ちをもつことができます。
こういう人が素敵な人生を送れる人であり、ほめ達認定講師のあるべき姿と言えます。
ポジティブのアンテナ
このあたりは、ほめ達ならば得意ですよね。ほめ達のスキルが上がり、「ほめ脳」になってくるほどこのアンテナも敏感に反応します。
例えば失敗をしても「これは何のチャンスか」とポジティブに捉え、「なぜうまくできなかったか、どうすればうまくできるようになるか」を考えます。
ほめ達は「失敗」を「成長」、「嫌な出来事」を「発見と経験」、「間違い」を「違い」と捉えています
他にもこんなものがあります
・疲れた→今日も頑張った
・キツい、最悪→最高!
・難しい→面白い、楽しめる
・できない、無理→どのようにすれば?何から始めるかな?
・どうしよう、ダメだ→大丈夫!
・苦手→楽しい
・劣っている→以前と比べ成長している
・ダメだった→ナイストライ!
・残業嫌だ→ 経験値が増える
・あの人は嫌だ→嫌いじゃない
・●●のせいで→●●のおかげで
また、「こんなポジティブな解釈があったのか。気づかなかった」というような、見えにくい価値や気に留めない価値に目を向け、ネガティブしかないようなものまでポジティブに光を当てることをしていきます。
どんなに酷い人、モノ、出来事にも必ずポジティブな価値(光を当てられられる箇所)があります。このポジティブな価値を探し、そこに光を当てることができるのが、ほめ達です。
ほめることは、物事を多面的に見ることでもあります。ほめ達検定3級でも、問題2〜4ではネガティブなことをポジティブに捉える(ネガティブなことの中にある価値を見つける)ことをしています。
ほめ達になるということは、ポジティブの感受性を強くすることです。巷にあふれるネガティブな情報の氾濫に耐えられる強さを手に入れることです。「ほめ達」というフィルターが自分自身を守り、周りの人に安心感や心理的安全性、信頼を与えるこおができます。
ポジティブに解釈すれば気分が良くなるので、成長や自己実現にもつながりやすくなります。ほめられると「嬉しい、承認された」という思いが出てきますよね。
また、ポジティブのアンテナがある人は、普段からの言葉使いも考え方もポジティブなものに限定しています。悪口はもちろん、「疲れた」とか「忙しい」というフレーズも言いません。前向きで明るい言葉を使い続けていれば、ポジティブで楽しい過ごし方ができるようになります。
やはり、ネガティブな言葉を口にすればネガティブなことが、ポジティブな言葉を口にすればポジティブなことが引き寄せられます。
逆にこのアンテナがないとネガティブ思考になりやすく、それは言動や態度、雰囲気に表れてしまうため、周りの人が寄り付きにくくなります。不機嫌そうな人やピリピリした雰囲気のある人には近寄りたくないですよね。もちろん安心感や心理的安全性、信頼なども出てきません。
また、悪口や陰口を言う人はこの「ポジティブのアンテナ」が発達しません。ネガティブな言葉を使っているので当然ですね。
これは他人に対する影響でも言えます。他人に対してポジティブな言葉を投げかけているほど、その人は成長します。これを「ピグマリオン効果」と言います。
一方、ダメ出しなど他人に対してネガティブな言葉を投げかけているほど、その人はできなくなります。これを「ゴーレム効果」と言います。
「DSK」は言わない
なんだかDAIGOみたいになってますが(笑)、これは何かというと、「でも、しかし、けど」は言わないということです。
同じ「DSK」なら、「どうすればできるか(どうすればいいか)」を考えるようにして、それに対して賞賛して(ほめて)、敬意や共感をしたほうがいいです。
共感は、「耳で聞かず心で聴く」が鉄則です
放っておくとネガティブ方向に考えてしまう
脳は放っておくと、ほめるよりもけなすほう、ポジティブよりもネガティブなほうの考えが出てきます。
そこで、意識して視野を広げる必要があります。放っておくと狭くなってしまう心の視野を広げ、ポジティブな価値を探してそこに光を当てられる人が「ほめ達」です。意識しないと見えない、気づかないポジティブな価値を見出せる人が「ほめ達」です。
人間は防衛本能があるため、目の前の人やモノ、出来事に対して、放っておくとネガティブなことしか見えません。相当意識していないと、ポジティブなことは見れません。自分がネガティブな部分にフォーカスしたら、ネガティブなものしか見えません。せっかくその横にポジティブなものがあるのに、それが見えなくなってしまいます。
なので、「どこに意識を向けるか」が重要なのです。例えば「こいつはダメだ」と決めた瞬間、相手の良いところはなかなか見えません。それは相手が悪いのではなく、自分が見ようとしていないからです。
しかし、「こいつにも良いところが絶対あるはずだ。それを見つけよう」という意識に変えると、心の視野が広がり、それまで気づかなかった様々な良いところが浮かび上がってきます。
当たり前のこと、何とも思っていないことでもいいのです。ほめるハードルをかなり低くして周りを見渡せば、相手の良いところはいくらでも見つかります。それができるのがほめ達です。
他にも、できていない部分に注目するのではなくできた部分に注目する、悪いところではなく良いところに注目する、止まっているところではなく成長したところに注目するのがほめ達です。もちろんできていない部分や悪い部分、止まっている部分も野放しにするのではなく、ときには「どうすればできるようになるか」をポジティブにアドバイスします。
「ポジティブのアンテナ」の注意点
このポジティブのアンテナにも、いくつか注意点があります。
まず、脳には人称の仕組みがありません。そのため、相手や目の前の物事に対してネガティブなことを言っていると、自分にネガティブなことを言っているのと同じことになります。
だからこそ、誰に対しても、何に関しても良い言葉やポジティブなこと(感謝などを含む)を言っていたほうがいいのです。そうすれば、ポジティブな方向での引き寄せの法則、因果応報も招いていきます。
また、「ポジティブ」だけでは安定感がありません。例えばハラスメントが横行しているような職場で「ポジティブに思え」と言われても苦しいだけです。他人からほめられることも絶望的でしょう。自分の中だけでポジティブに解釈しようとしてもジリ貧になるだけです。安定感のある内発的動機づけを得るためには「楽しい」も必要になります。
《今日のほめフレーズ》
(口角と眉を上げて聴く)
今回は1つ目のアンテナをご紹介しました。
次回は2つ目のアンテナを紹介します。
今回もありがとうございました。