みなさん、こんにちは。
前回はほめ達でも本音を言えることについて述べていきました。
そこでも出てきましたが、アサーティブなコミュニケーションが有効で、しかもこれはほめ達と相性が良いものとなっています。
ということで、今回はアサーティブなコミュニケーションについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
アサーティブとは?
アサーティブなコミュニケーションは、簡単に言うと「私も良い、あなたも良い」でお互いの意見や価値観を尊重しながらの建設的なコミュニケーションのことです。
お互いに考えや意見、価値観が違っても、お互いに尊重することで、対等な姿勢で対話をしていきます。
自分の主張ありきで押し通すこと(攻撃的)でも、自分を抑えて相手の主張を全面的に飲み込むこと(受動的)でもなく、お互いの落とし所を話し合う姿勢をもてるものです。それにより、情報共有だけでなく、意見や価値観の共有もできるようになります。
このアサーティブなコミュニケーションができると、安全な場づくりが効率的になります。つまり安心感や心理的安全性をお互いがもちやすくなります。
攻撃的なコミュニケーションを取る人は、相手を論破して従わせること、コントロールすることを目的にしています。
受動的なコミュニケーションを取る人は、相手に嫌われないこと、悪く思われないことを目的にしています。
アサーティブなコミュニケーションを取る人は、「自分はこれを伝えたいけど相手の意見も取り入れること」を目的にしています。
もちろん、中には相手の意見や価値観に反対したいときもあるでしょう。そのときも、同意や共感はできなくても、理解しようとすることはできるはずです。
アサーティブなコミュニケーションでは「同意できなくても理解はしよう」という姿勢が求められます。「自分は正しい、相手は間違い」という意識では、建設的な議論はできません。
上司や先輩こそ求められている
特に上司や先輩は、部下や後輩に対してアサーティブなコミュニケーションができることが求められています。これをやらずに攻撃的なコミュニケーション(一方的な主張)をするから、部下や後輩は萎縮してしまって仕事の生産性や効率が落ちてしまうのです。
アサーティブなコミュニケーションに必要なのは、相手と対等な気持ちで向き合うことです。組織の上下関係やキャリアの違いはあっても、アサーティブなコミュニケーションではそれは「部下や後輩が意見を言ったらいけない、改善要求をしてはいけない」にはならないし、「上司や先輩が意見を押し通す免罪符」にしてもならないのです。
これでは建設的な議論にはなりません。
例えば上司が部下に書類が出ていないことを尋ねるとき、「あの書類、どうしたんだよ!まだできてなあのかよ」と問い詰めるのではなく、「午前中に仕上がるはずの書類、まだ出てないみたいだけど、何かあったかな? 17時までには欲しいんだけど、困っているところがあれば今聞くよ」みたいに話すと、状況確認とサポートの姿勢を具体的に示すことができます。
これがアサーティブなコミュニケーションです。「17時までには欲しい」という上司の意見は伝えつつ、部下のことも心配しています。
ほめ達と同じく、アサーティブなコミュニケーションでは相手をコントロールすることや過度な謙遜はNGです。
アサーティブのポイント
アサーティブの場合、 「~すべき」、「~が悪い」ではなく、「私は~と感じる」とか「私は~してほしい」と伝えます。いわゆる「Iメッセージ」というやつです。
これは「私」を主語にすることで、例えば「(あなたは)なぜできないの?」ではなく、「私はあなたにこうしてほしい」と伝えるものです。相手を責める「You(あなた)」メッセージを避け、自分の気持ちや要望を明確にするものです。
そしてその前に「あなたのこの意見を受け止めました、理解したいです」という内容も伝えることで、自分の意見も相手の意見も採用することができ、「私も良い、あなたも良い」としてWin-Winになります。
それがアサーティブな話し方であり、アサーティブなコミュニケーションです。
ほめ達とアサーティブ
アサーティブなコミュニケーションとほめ達のスキルは相性がいいです。
先ほどの「あなたのこの意見を受け止めました、理解したいです」という内容も伝える際に、ほめ達としての力を使えます。
ほめ言葉や肯定・共感の言葉をかけることで、相手は意見を受け入れてくれたと感じることができ、安心感や心理的安全性につながります。
ほめ達は基本的に相手の言葉には肯定・共感です。意見を求められたときもポジティブな意見を言います
《今日のほめフレーズ》
うぉぉ!これは本当に助かります。ありがとうございます!
今回はアサーティブなコミュニケーションについて見ていきました。
「相手の意見を肯定・共感、ほめる→私はこう思う」の順番と流れで言うことで、お互いの意見や価値観を擦り合わせることができ、アサーティブなコミュニケーションになります。ぜひ、ほめ達としてこのような話し方を身につけていただいたらと思います。
今回もありがとうございました。