みなさん、こんにちは。
今回はほめられると恥ずかしい気持ちになって全力で否定しにいく人に対して、ほめ達としてどうほめるかについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
こんなリアクションしている人、いませんか?
例えばお母さんどうしの会話で、「お宅のお子さん、すごくいい子ですよね」と言われて、照れ隠しで「そんなことないですよ。ウチの子なんて最低ですよ、最低」なんて言ってしまうことがあります。
ほめられて照れるくらいならまだいいですが、否定したり卑下したりすることもありますよね。

他にも例えば友達が「その靴、似合ってるね」とほめたとします。
そのとき、
「そんなことないよ。全然ダメ〜。安物だし、変な色だし、履き心地も悪いし、失敗したと思ってるよ。すごく歩きにくいし、足も痛いし、何の良いところもないよ〜。ほんと最低〜」
なんて言われたらどうでしょう?
全力で否定していて、ほめた友達のほうも、「そ、そうなんだ・・」となってしまいますよね。
なんだか、ほめた人が責められているような印象すらあります。
もちろん、ほめられたことを全力で否定している本人は、照れ隠しで否定しにいっているのであって、相手への悪意があるわけではありません。
しかし、相手や周囲の人からすると、「そこまで否定しなくても」と思ってしまいます。
このようにほめ言葉を否定しにいく人って、せっかくの「プレゼント」と言えるほめ言葉を完膚なきまでに叩きのめしているんですよね。

また、否定や卑下するだけとは限りません。
照れてしまって「ありがとう」と言えず、固まってしまうこともありますね。
照れ隠しで話題を変えようともします。
なぜこうなるかと言うと、ほめられると脳がオーバーヒートの状態になってしまうからです。
否定や卑下、話題変えなどもするので、疲れてしまうのです。

否定などをする心理
ほめられて照れる、否定や卑下をしたくなるのは、嬉しさや恥ずかしさ、自己肯定感の低さ、あるいは褒められ慣れていない心理が複合的に現れた反応です。
自己肯定と謙虚さの衝突
こういう人は、ほめられたとき内心では「嬉しい」と思っています。
でも同時に「自分で自分を認めるのはダサい」という思いもあります。
この二つが衝突して、結果として出てくるのが否定や卑下というわけで、本人にとってはバランスを取るための処理動作のようなものです。
承認を受け取る作法を教わっていない
「ほめられたら調子に乗るな」、「謙遜が美徳」という文化で育つと、「ありがとう」だけ言うと居心地が悪いため、「いやいや全然」とか「たまたまです」を挟んでからでないとほめ言葉を受け取れないこともあります。
日本人の謙譲を美徳する精神もありますね。日本的な「謙遜」の文化が根付いていて。無意識に自分を過小評価するクセがついています。

関係性をフラットに戻したい
ほめられると、一瞬ですが「上下」ができる感覚が出てきます。
それを否定や卑下、自虐で元に戻そうとします。
いわば関係調整のための照れとも言えます。

期待値上昇へのブレーキ
要はプレッシャーになるのを阻止する行動です。
ほめられたとき、内心では「次も同じレベル求められたら困る」とか「今の評価、保留にしておいてほしい」と考えることがあります。
だから先に自分で自分を下げ、期待値を抑えようとします。
自分自身の認識とのギャップ
これも期待値上昇を抑えようとする動きではありますが、ほめられた部分に対して自分自身が納得できていない場合も否定したくなります。ほめられた内容と自己認識のギャップがあるほど否定するようになります。
対策
ではここからは、こうしてほめられたら否定したり卑下したりする人の対策について見ていきます。
否定を打ち消さない、同意しない
まずはこれです。
相手が「いや、全然ですよ」と言ってきた場合、「そんなことないですよ!」とか「いやいや、もっと自信持ってください!」のように、否定を否定で打ち返すのはNGです。
もちろん、「やっぱそうですよね」と否定を同意するのもダメです。
「そういう感覚なんですね」と受け止めるだけで修正しにいかないことが重要です。

ほめずにほめる
王道はこれです。
ほめられると恥ずかしい気持ちになって全力で否定や卑下しにいく人というのは、ほめ言葉に対して否定や卑下をしているのです。
例えば「その靴、すごくかわいいね」とか「こんなに早く仕事を終わらせてすごいね」のように、賞賛の言葉を送ってしまうと否定や卑下をしてしまいます。
しかし、ほめるのはそれだけではなかったですよね。
相手を話を聴くこと、共感すること、感謝やねぎらいの言葉をかけること、応援することなども「ほめる」です。
要は、賞賛以外をやればいいのです。
ほめを“短く・軽く・回数多め”にする
賞賛も工夫次第でできます。
強パンチでダメなら弱パンチの連打のイメージです。

強パンチのような強いほめほど照れが出て否定や卑下をするということは、弱パンチのような簡単なレベルのほめをたくさんやればそのような否定や卑下をしなくなるということです。
否定や卑下をしなくなるレベルまで落とし込んでほめる手もあります。
例えば「本当に素晴らしいですね」だと強すぎるなら、「助かりました」や「ナイスです」くらいのレベルのほめフレーズを言えばいいです。

今回はほめると照れて舞い上がってしまう人に対するほめ方を見ていきました。
今回もありがとうございました。