一般人はマニアの1/100

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みなさん、こんにちは。

みなさんにも推しのものや趣味があると思います。その分野においての知識なら普通の人を圧倒していると思います。

今回はこのようなことについて扱っていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。

先輩に言われたこと

先日、先輩にこんなことを言われました。

その手のマニアの知識を100とすると、普通の人の知識は1。知らないのは当たり前だし、知ってる前提で話したら相手は一切わからない。視野も1/100しかない

そうですよね。僕なら鉄道です
僕の知識を100とすると、普通の人の知識は1切符の買い方やルートを知らないのは当たり前だし、視野も1/100しかないから、鉄道ファンからすると「なぜこうしないの?」ということを平気でしてしまいます

例えば新幹線が大雨などで止まってしまうと、切符の払い戻しや問い合わせのために新幹線の駅のみどりの窓口に大行列ができますよね。京都にいる僕も、新幹線が止まると京都駅が大混雑し、みどりの窓口に長蛇の列ができている光景を何度も見ています。

ちなみに今、僕は当たり前のように「みどりの窓口」と書きましたが、これすら知らない人だっているのです。「駅の窓口」くらいのイメージはあるかもしれませんが、切符を発行できる専用の機械がなく単に駅員がいるだけの窓口もあります。これは「みどりの窓口」ではありませんが、このようなことも普通の人からするとわからないのです。

ですが、実は自然災害などで電車が動かないときは、切符の払い戻しはその日から1年間ならいつでもできるのです。全国のみどりの窓口でできるため、旅先だからといってその駅でないと払い戻しができないわけではないのです
しかし、そのようなことを知らないから、「今日この駅で払い戻しをしないと!」と慌てて並んでしまい、長時間を大行列の中で過ごすことになるのです。もちろんストレスはたまりまくりですよね。

鉄道ファンは切符の払い戻しのルールも知っているし、視野が広いから、新幹線が止まったからと言ってみどりの窓口に並ぶことはしません。しかし普通の人は「今日この駅で払い戻さないと」と思うからストレスをためながら慌てて大行列に並ぶ

また、そんな新幹線が復旧したものの、大幅な遅延で電車が2本続けて来ることになりました。
そのとき、1本目に客が集中して2本目はガラガラということがよくあります。
これも鉄道ファンと普通の人で知識や視野が全く異なるため、差が出てきます
鉄道ファンなら経験で2本目が空いていることを知っているため、迷わず2本目に乗ります。そのほうが快適に過ごせるからです。
しかし、普通の人はそんなことを知らないから、目の前に来た1本目の列車に乗って大混雑の中を移動することになるのです。

この席、すべて進行方向逆側になっています

最近にもこんな例がありました。上の写真は近鉄の8A系という新型車両で、クロスシートになると進行方向逆向きになっていることがよくあります。この写真も全部逆向きです。
これは客がわざと逆向きにしているのではなく、鉄道ファンなら「猿でもわかる」と思う向きの変え方(足元のペダルを踏んで椅子を回す)が普通の人にはわからないからです。

向かい合わせになるのが気まずいという考えもありますが、それならこの写真の区画で言う一番手前の方は向きを直して問題ないはずです。それをしていないということは、やはりやり方がわからないのだと思います

この3つの例でもわかるように、その手のマニアと普通の人では「圧倒的な差」が生じてしまうのです。

車の例

僕にこの事実を教えてくれた先輩は車が好きな方です。

今度は逆に僕が「普通の人」の側です。
先輩はよく車の話を仕事の際にも飲み会の際にもするのですが、車の用語がどんどん出てきます。
しかし、僕は全くわかりません。先輩は意気揚々と語っているのですが、僕はその話がよくわかりませんでした。もちろん専門用語もわからないです

こちらの記事でも書かせていただきましたが、「ミッドシップ」とか「FR」とか言われてもさっぱりわかりません。

でもその先輩からすると、この記事にもある東京オートサロンは1年で最も楽しみにしている大きなイベントですし、そこで紹介されていることもスラスラわかるようです。

これが普通の人の感覚か!

僕はその車好きの先輩と、先日行きました東京オートサロンのことから学ぶことができました

普通の人は全然知らないんだ!

ということに。
これは別に「鉄道のことを知らないお前らはバカだ」という意味ではありません。
自分が「知らない側のフィールド」を味わったからわかったことです。

別に車のことに限ったことではありません。
例えば僕はIT系が大の苦手でして、診断士の経営情報システムでも60点狙いではなく52点や48点で十分という考えでした。
なので、ITのことを聞かれてもサッパリですし、ネットでITのことが出てきてもほとんどわからないです。

ITに強い人からすると、「ここにこう書いてあるだろ。誰だってできるだろ」と思うことでも、ITに疎い人には「でもできないんだよ!」となります

だからこそ・・

このあたりのことを、その手のマニアや強い人はわかっていないといけません

自分がわかっているからと言って、それを当たり前にしない。他の人に当てはめない。「わからないのだろう。それは仕方ないことだ」と思えるようになることが重要だと思います。

ヒアリングにも言える

これってコンサルティングのヒアリングにも言えることです。

ヒアリングでは、「理解した」のレベルまでもっていくのが大変なわけです。情報を得ると同時に自分の理解度も上げないといけないからです。
クライアントの言っていることが「何となくわかる」レベルだと、「理解したつもり」になっているだけで不十分です

言葉の意味を理解し、具体的にイメージできる(画が浮かぶ)、因果関係を踏まえて説明できるくらいにならないとダメなのですが、そんな説明できるのは、素人に説明できるレベルです
専門家の知識を100とすると、素人は1しかない。そんな人にもわかる説明(ができるほどの理解)が求められます

今回は、その手のマニアと普通の人での知識や視野の差についてお送りしました。

ぜひ、ご自身が強い分野について、「普通の人」のことも理解してあげていただけたらと思います。

今回もありがとうございました。