みなさん、こんにちは。
今回は、ほめ達としての大きな壁について見ていきます。
また壁かよと思われるかもしれませんが、また壁です(笑)
これは下手をすると、ベテランのほめ達認定講師でもたまにこの壁に悩まされます。それくらい大きな、しかも何度も出てくる(一度クリアしたら終わりではない)壁です。
それでは、今回もよろしくお願いします。
その壁とは?
ベテランのほめ達認定講師でもたまにこの壁に悩まされるくらい大きな壁で、しかも何度も出てくる(一度クリアしたら終わりではない)壁とは何か?
それは、
「目の前の人、モノ、出来事についてネガティブな思いが出てしまうこと」
です。
あれ?ほめ達は目の前の人、モノ、出来事について価値を伝える達人だから、ポジティブな思いしか出てこないのでは?
と思われた方。僕のブログを熱心に読んでくださり、ありがとうございます。
その通りです。ほめ達なら目の前の人、モノ、出来事について、ポジティブなことを言います。
ほめ達が「うぜぇな」とか「うるさいなぁ」と他の人に言っていたらダメですよね。

でも、それならほめ達は一切何もネガティブなことは思えない、口にしないのでしょうか?
そんな悟りを開いた仙人や僧侶がほめ達なのでしょうか?
ネガティブに思うのはOK、言うのはNG
ネガティブに思うのはOK、言うのはNG
基本的にほめ達のスタンスはこれです。
「ウザい」とか「うるさい」と思うのはOKです。しかしそれを口にはしません。
ほめ達認定講師だって、ネガティブな思いが出てしまうこと、さらにSNSやメールなどの文章でネガティブに書いてしまうことはあります。僕もよくやってしまい、僕自身に大きな壁として立ちはだかっています。
僕ではなくても、SNSなら炎上、メールなら相手とのトラブルにつながることもありますよね。
ネガティブに思わないのは無理
先ほども述べたように、言うのはNGですが、ネガティブに思うのはOKです。
それってなぜでしょうか?

ここで断言します!
人間ならネガティブに思うことや、ネガティブな思いが出るのを止めることは不可能です。
ネガティブなことを言うのは制御できます。しかし思うのは制御できません。
人間には防衛本能があるため、ポジティブな要素よりネガティブな要素に反応するようになっています。
人の粗探しばかり、ダメ出しばかりしているわけではなくても、どうしてもネガティブな要素に反応してしまいます。そして、素直に「うぜぇな」とか「うるせぇな」とか「それダメだろ」などの思いが出てきます。
まさに「ダメ出しは本能」なのです。これは生物である以上、仕方ないことなのです。
ネガティブな思いにはアリ地獄になるようなものすごいエネルギーがあるため、押し殺そうとすると、ネガティブな思いは二倍返し、三倍返しとなって膨れ上がります。強烈なカウンター攻撃を喰らってしまうわけです。
確かに、ほめ達には「まずほめよ、あとはそれから考えよ」という教えがあります。
先にほめ言葉が出れば、ほめた理由(ポジティブな内容)が必ず後から出てくるからまずほめ言葉を出してみましょう、というものです。
「ネガティブな思いが出そうな場面で、あえて先にほめ言葉を出す」というのも、その教えの応用としてできます。
しかしこれらは相手への印象がポジティブもしくはニュートラルな場合でないと厳しいです。
うるさいなどの迷惑行為をしている人がいてイライラしているときにも「まずほめよ」をやろうとすると、自分のメンタルが犠牲になります。「価値を見つけないと」と「迷惑行為でイライラする」が矛盾してしまい、認知的不協和を起こして大きなストレスになってしまいます。
「ほめ言葉は出せなくても、ネガティブには思わない」というのもありえますが、これもできそうでできません
ネガティブに思っていいので、ネガティブな思いをまず認めて、そこから次のステップに進むことが大事なのです。こう割り切ったほうがいいです。言い方を変えると、そのネガティブな思いに向き合い、「じゃあどういう伝え方をすればいいのか」と、そこから次のステップに進めることがいいのです。
この割り切りができずに、「ネガティブに思いたい。でもほめ達ってネガティブに思っちゃいけないんだろうし・・」などと考えてしまうと、ネガティブな思いを認めることができないし、そこから次のステップに進むこともできません。
それが「ほめ達ならネガティブに思ってはいけない」というプレッシャーになってしまいます。
ほめ達認定講師でも同じ
これはベテランのほめ達認定講師の方に相談したことなのですが、ほめ達認定講師でもネガティブな思いをもつことはあるそうです。「ネガティブな思いは出てきても仕方ない。ただそれを誰かに伝えることはしない」と割り切っていると言っていました。
そのため、ほめ達(認定講師)なら絶対にネガティブなことを思ったらいけないわけではありません。
また、ベテランのほめ達認定講師なら絶対にネガティブなことを他人に言わないかというと、そんなことはありません。
実際、相談に応じてくれたベテランのほめ達認定講師でも家族や友人には愚痴をこぼしています。
他のベテランのほめ達認定講師でも「あれ?その言い方ってまずくね?」ということを言ってしまうこともありますし、「ちょっとほめ達としてはまずいのでは」というメールを送ってしまうこともあります。
どんなときでもネガティブ禁止だと、ストレスの発散ができずメンタルがもちません。悟りを開いた仙人や僧侶くらいしかできません。
診断士ならコンサルティングの際に現状分析でクライアントの弱み、問題点を把握する(+伝える)必要があるので、ネガティブ禁止だと診断士としての仕事にも影響が出てしまいます。
今回は字数の関係でここまでにしておきます。次回はいよいよ具体的な対処法を見ていきます。
今回もありがとうございました。