ほめることの効果

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みなさん、こんにちは。

今回はほめることの効果について見ていきます。イメージしやすいものもあれば、そうでない意外なものまであります。それを今回は紹介します。

以下で紹介する効果はすぐに現れるものではありません最初は目に見えての効果はなくても、ほめることを繰り返しているうちに、あるタイミングで効果が現れます。種を蒔いて、数ヶ月後に花が咲くようなものです。即効性があるわけではないことをご留意ください。

それでは、今回もよろしくお願いします。

今までと異なる認識ができる

ほめようとすると、ネガティブなことでもポジティブな面を見ようとします。そのため、今までならすぐネガティブな認識をしていたところを、ポジティブなことや他のことに認識を変換することができます

目の前の人、モノ、出来事について価値を見つけてほめることで、今まで見えなかったことが見えるようになります。今まで気づけなかったことが気づけるようになります。今まで出てこなかったアイデアが出てくるようになります

周りの人が見過ごしている価値に気づくことができるのが、ほめ達です。

自分のメンタルが改善・成長する

不快なことが起きたとき、ネガティブな内容をそのまま受け入れていたら、怒りや不安などでメンタルがもたなくなります。しかし、ほめ達はポジティブなことに変換することにより、それを防ぐことができます

ほめ達は変換力が高いから、たとえ不快なことが起きてもそこに価値を見出してポジティブなものに変換することができ、落ち込まずに済みます

やはり、ネガティブな考えがメインである状態と、「ポジティブ・楽しい」がメインの状態では、メンタル的に改善・成長するのは後者のほうですよね。そして、メンタルが改善・成長するということは、自己肯定感も高まります。この自己肯定感の高まりがメンタルにとってはとても重要なことでしたよね。

ほめ達としてこの変換をスムーズにできるようになり、何度も繰り返していると、自己肯定感が高まり、良い流れが引き寄せられるようになります

相手のモチベーションが上がる

これはほめることの効果として最もイメージしやすいかもしれません。

ほめることは相手のやる気を引き出す心の報酬とも言えるものです

仕事でも成功体験を味わうことでその後のモチベーションにつながりますよね。ほめられたことがその成功体験の代わりになります。
つまり、ほめられれば相手は一種の成功体験を味わい、モチベーションが上がり、仕事や作業に取り組みやすくなります。また、それが相手の自主性・主体性の促進にもつながります

すべての人が「自分が大切にされたい、重要人物として扱われたい」と願っています。そのため、人の心をつかむためには相手に重要感をもたせ、大切にしていると思わせる必要があります

相手の安心感を得られる

ほめることで相手はモチベーションが上がるため、相手は良い気分になります。たとえ謙遜して「いやいや」とか言ったとしても、内心は喜んでいます

そして、相手は自分の存在を受け入れてもらえたと思い、自分に対して好印象をもち、安心感をもちます。自分に対する不安がなくなります

人間関係が良好になる(関係性強化)

相手が安心感をもち、不安がなくなると、自分に対する満足度やロイヤルティが高まり、関係性が強化されます。これが人脈・ネットワーク構築に必要になってくるもので、これがないと「ただの知り合い、弱いつながり」になりやすいです。

ロイヤルティが高まるということは、自分のファンになってくれるということです。ファンが増えると、人脈・ネットワークが広がり、仕事などが入ってきやすくなります

不安がなくなる、LTV系の内容は診断士的に言うと事例Ⅱの王道知識ですね。

チームの士気が上がる

ほめることを個人ではなくチーム全体に行うことも可能です。チーム全体をほめることでチームのみんなのモチベーションが上がり、チームの士気や雰囲気(風通し)が良くなります。場の空気が明るくなり、一体感の醸成や組織活性化につながります。場がうまく回り出すようになり、出てくる意見も前向きなものが多くなって、成果や業績の大幅な向上も可能になります

これは診断士的に言うと事例Ⅰの王道知識ですね。

こういうものができるようになると、チームのみんなが安心感・他のメンバーへの信頼をもっているので、ネガティブな報告もしやすくなり、ホウレンソウの質も高くなります。良い情報の報告は早いけど悪い情報の報告が遅くなるとしたら、これができていないことが原因かもしれません。

ほめ達診断士は、組織・マーケティングに強いです。もちろんこれは企業の人事戦略、マーケティング戦略でも使えます

相手の成長を促す

叱られると、叱られたところだけを直すものです。しかし、ほめてもらうと、ほめてもらったところはもちろんですが、ほめられたところ以外も改善してもっと良くなろうとします

人間は承認欲求に飢えていて、成長している実感がほしいのです。成功体験や成長の実感を持たせてくれる人を求めています

ほめ達の神
ほめ達の神

「できたからほめる」のではなく「ほめるからできるようになる」のです

ほめ達は相手の「価値」を見つけるプロです。そして、ほめ達は「すべての人の可能性と成長を信じること」がマインドにあるため、相手の可能性につながることや成長があると積極的に相手をほめる、認めることができます

顕在化している・いないに関わらず相手の「価値」をほめることで、相手のモチベーションを上げ、勇気づけることができ、相手の能力が高まります

自分も元気になる、嬉しくなる

これは「ポジティブ・楽しい・謙虚」がある程度のレベルになることや、自分にある程度精神的余裕があることが前提になります。

後でまた見ていきますが、ほめることは自分にある程度の精神的余裕がないと難しいです。

この前提を満たした上で、相手も自分も元気になる、嬉しくなる、盛り上がるような言葉がスラスラ出てくるような人は「良い流れ」がもたらされやすくなります。いわゆる「引き寄せの法則」というやつです。ポジティブな引き寄せが強くなり、他の人もあなたのことを良いように言うようになります。それによって仕事やイベント、別の人の紹介などチャンスが舞い込んできやすくなります

そういう「良い流れ」が来るようにすると、診断士のキャリア的にも人生においても差別化ができます

魅力的な人、精神的余裕がある人に見てもらえる

ほめることは、需要は多い一方で実際にできる人は少ないです。つまり超過需要が生じています。だからこそ、ほめることができる人は差別化につながりやすくなり、需要側(ほめられたい人)からすると精神的余裕がある魅力的な人に映ります

日本人は外国人に比べて自己肯定感が低いことは有名な話だと思います。言い方を変えると、自己肯定感が高いことは差別化要素になります。

魅力的な人は、魅力的な考え方をして、魅力的な言葉を使い、魅力的な表情で、魅力的な行動をして、魅力的な人達と一緒にいます

ほめ達の神
ほめ達の神

相手をほめることは、双方が幸せになる行為です

《今日のほめフレーズ》
よろしくお願いします

今回はほめることの効果を一気に見ていきました。

今回もありがとうございました。