みなさん、こんにちは。
今回はここまで説明してきたほめ達の検定試験(セミナー)についてご紹介します。
そろそろほめ達を取得してみたくなってきましたか?そうなっていただけているなら嬉しい限りです。
それでは、今回もよろしくお願いします。
そもそも「ほめ達検定」って?
ほめ達検定は、一般社団法人日本ほめる達人協会(ほめ達協会)が主催する資格試験で、「ほめる力」を学びながら受けることができるものになっています。
検定試験は3級、2級、1級と分かれています。
また、「検定」としては1級が最高位ですが、1級の上には「認定講師」と「特別認定講師」があります。前者は「ほめ達認定講師」という看板(ブランド)を使って人事やマーケティングの講師業ができるもので、後者はそれに加えてほめ達検定3級や2級の担当もできます。

もし、「診断士×ほめ達」として組織やマーケティングのセミナーや執筆をしたいなら、認定講師まで取得したほうがいいと思います
ほめ達検定3級
3級合格者は、ほめ達の「体験者」で、ほめ達の考え方への共感の有無は問わないものになっています。
3級は、ほめる達人としての「基本」を学ぶセミナーと検定の2部構成になっており、受験要件はありません。子供でも受講できます(実際、親子連れで受験されている方もいます)。
3級はまずセミナーを受けて、その後に検定を受けます。セミナーと検定を合わせて3時間くらいです。
事前の学習なしでも全く問題ありません。ただ、やることが気になる方はこちらの「ほめる生き方」という本を読んでみてもいいと思います。この本には3級のセミナーと検定の内容が書かれていて、ほめ達検定3級の擬似体験ができます。
ほめ達3級は3時間の研修を受ければ全員合格します。今まで不合格だった方はいません。
とはいえ、決していい加減なものではなく、成果の実証実験も行われている本格的なモチベーションアップのための検定となっています。
僕がほめ達検定を受けたときのほめ達3級合格者は5万人くらいでしたが、2025年の時点では8万人弱まで増えています。
ちなみに、オンライン、リアル(対面)を問わず3級はほぼ毎月行われています。
ほめ達入門
実は3級とは別に入門編というものもあります。これはzoomを利用したオンラインのセミナーで、ほめ達に関するイメージをつかむものとなっています。
講師は特別認定講師が担当し、基本的には少人数で行われるため、講師が受講生ひとりひとりと会話ができることが特徴です。
ここでほめ達の人(しかもかなりレベルの高い人)と生で接することで、ほめ達のイメージがつかめるだけでなく、ほめ達のコミュニケーションの仕方やマインド的なものを体験することもできます。
講座の時間は2時間で、ワークが所々に入ります。また、最後にはほめ達認定講師へ直接質問をすることができます。
ほめ達3級だと最低でも10人、多いと80人くらい参加するので、講師と直接会話することはなかなか難しいです。そのため、ほめ達に関する質問や相談がある場合や、ほめることにスランプを感じている場合、ほめ達のリハビリをしたい場合には、ほめ達入門編はオススメです。
価格は2,000円です。この価格でほめ達と直接会話ができ、ほめることのマインドを思い出すだけでなく、ほめることへの疑問の解決や相談もできるなら、すでにほめ達を取得している方もリハビリ感覚で受けてみるのもいいと思います。下手な飲み会に参加するよりもリーズナブルだも思いますよ。
ちなみに、入門編は月に何回も行われていますが、担当講師が毎回異なります。
ほめ達検定2級
2級合格者は、ほめ達の「共感者」で、ほめ達の考え方に共感してくれる人です。ほめ達のスキルも頭で「わかる」状態です。
2級は、ほめる達人としての「知識」・「考え方」についての検定となっています。ほめることの意味と効果の理論を説明できるようになることを目的としています。
ただし、2級の受験には3級資格を所有していることが条件となっています。簿記検定のようにいきなり2級から受験することはできません。
2級は3時間の「対策セミナー」を受けた後に、web上で検定試験を受験します。この試験は60分、31問、310点満点となっており、220点以上で合格です。

3級と2級はリアル(対面)とオンラインがあります。2級はリアルの方も後日Webテストを受けます。ちなみに、1級と認定講師は東京と大阪のリアルのみとなっています
2級の筆記試験は、以前は講義の後にその場で試験をしていました。しかし、今では後日にWebテストを受ける形になり、しかもテキストやノートも見てOK(理事長も公認済み)となったため、合格率もかなりの高さになっています。
具体的な統計データはありませんが、2級合格率は、以前は65%ほどでしたが、今では80〜90%ほどになっています。
ちなみに、2級は年に3回くらい行われています。
ほめ達検定1級
1級合格者は、ほめ達の「実践者」で、ほめ達のスキルを頭で「わかる」状態から実際に「できる」状態にしている人です。
1級は、ほめる達人としての「知識」・「考え方」・「プレゼンテーション能力」についての検定となっています。
そして、1級の受験には2級資格を所有している(2級に合格している)ことが条件です。

後で出てきますが、認定講師(ベーシック)は2級の講座を受けていれば2級検定に不合格でも受講できます。一方、1級は2級に合格していないと受験できません
1級の試験は、ペーパーテスト、論文、スピーチ、面接(西村理事長が相手)の4つがあります。時間は4つ合わせて3時間半程度です。
スピーチと面接できちんと受験生の態度を見たいため、1級についてはオンライン受験はなく、東京と大阪のリアルのみとなっています(年に2回ずつ行われます)。
ほめ達認定講師
ほめ達認定講師は、ほめ達の「体現者」で、ほめ達のスキルが「できる」のは当たり前で、生き方まで反映されている人です。「伝道者」と言ってもいいかもしれません。
これは検定ではありませんが、ほめ達1級の上位として「ほめ達認定講師」があります。
認定講師は専用の講座を受ける必要があり、その講座には「ベーシック」と「アドバンス」があります。
ベーシックはほめ達2級の講座を申し込んだ方が対象です。これを受講し修了するとほめ達認定講師になり、アドバンスはほめ達認定講師が対象です。
ベーシックでも月に1回、丸一日かけた講座を全部で6回(半年間)受講する必要があります。西村理事長が直々に指導してくれます。そのため、講座の費用はかなり高く20万円以上します。
しかし、本物の「ほめる達人」講師を養成するために充実したカリキュラムとなっています。「ほめ達」の背景にある様々な知識習得はもちろん、「ほめ達」としての書き方、話し方、考え方、生き方をはじめ、スピーチ力、プレゼン力、セルフブランディング力まで学べるカリキュラムになっています。
アドバンスは、僕もまだ受けたことがないですし、カリキュラムも非公開(ほめ達認定講師にしか公開されない)であるため、ここでは説明を省きたいと思います。
《今日のほめフレーズ》
安心できる、助かるよ
以上、今回はほめ達検定について見ていきました。
今回もありがとうございました。