みなさん、こんにちは。
前回は次点となる「強気・自信、適当、素直」の三大態度を見ていきました。
実は、次点の三大態度のうち「強気・自信」と「適当」を思い出していただくと、ずっと前に紹介した5つの解釈が揃います。
というわけで、今回はその5つの解釈を使って不快なことを吹き飛ばせることについて見ていきます。
それでは、今回もよろしくお願いします。
5つの解釈が揃った!
もうずっと前にやったので僕ですら忘れていたのですが(笑)、解釈については「強気・ポジティブ・楽しい」の3つの解釈と、「適当力」、「背景の事情を考慮」を入れた5つの解釈をもつといいです。
「背景の事情の考慮」は相手への敬意などの1つなので、謙虚さのグループです。
そして、「強気」と「適当(力)」は「三大態度の次点の三大態度」です。
ということは、この5つの解釈はすべて三大態度、次点の三大態度に含まれていることになります。
5つの解釈が揃うことで、不快なことが起きてもほとんど処理できるようになります。
5つの解釈の使い方
この5つの解釈は不快なことが起きたときに力を発揮します。
つまりこういうことです。
1.不快なことが起きる
例えば電車やカフェの中にうるさい人がいる、先輩からキツい指摘を受けたなどですね。
2.精神的・時間的余裕を意識する
精神的・時間的余裕が先に来るため、メンタルの中で最も強く意識したほうがいいのは精神的・時間的余裕です。そのためには、メンタルをこまめに回復させる必要があります。人によっては全快の90%を下回ると制御がききにくくなります。
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精神的余裕は、優雅なBGM(ドラクエだと城のBGM)を頭の中で流すことをイメージするといいです(後日改めて記事にする予定です)
精神的余裕についてはこちらの記事もご覧ください。
離れられるならパーソナルスペースを広く確保できるところへ移動するといいです。いつまでも止まるから被害者意識が出て不快感が増してしまうのです。
3.背景の事情を考慮できる
5つの解釈の1つです。例えば「久々に友達と話せて嬉しくなっているのかな」とか、「先輩も何かあったのかもしれないな」と考えることができます。
また、このときに全体的・中長期的視点で捉えると客観的な考えが出やすくなります。
背景の事情の考慮についてはこちらの記事をご参照ください。
4.労をねぎらう
背景の事情の考慮ができればこれもできるはずです。
また、このときに自分には管理不能なことを意識するとこの後が楽になります。
労をねぎらうことについてはこちらの記事をご参照ください。

この「精神的・時間的余裕、背景の事情、労をねぎらう」の3つを意識すると不快感はかなり緩和します。あ、また3つですね(笑)
5.「ポジティブ・楽しい」or「適当」の解釈
ここで3つの解釈が出てきました。前者は加点主義・小さな1勝、後者は適当力(最善主義)を意識します
最低でもどちらかですが、うまくいくと両方とも意識できます。
ポジティブな解釈はリフレーミングや「これは何のチャンスか」を考えること、楽しい解釈は「おぉ」や「わお!」を先頭に付けてみることがコツです。
情報
どうしてもポジティブや適当な解釈ができたいときは、頭のスイッチを切って「・・・・・」でいく、「そんな価値観もある」と思ってシャットアウトします。上記のとおり逃げられるなら逃げたほうがいいですが、それが無理な状況なら「関わらない、放っておく」とするのも1つの手です。
最初にネガティブな解釈をしたとしても、それに気づいてポジティブな解釈にリフレーミングができればOKです。
6.その解釈で強気を貫く
強気の解釈です。慣れてくるとこのステップを踏まなくてもポジティブ・楽しい・適当な解釈で固まります。
7.ネガティブな思いが消える
自分が犠牲になった感、不都合を強いられた感がなくなります。

被害者意識や「べき」思考があると不快感が増すぞ! ←そう、あなたのように
8.相手を感謝できる
不快なことをしてきた相手に対して「ありがとう」と思うことができるようになります。
コツとしては、ヨコの意識をもって「仲間」と思うことです。
9.相手の言動を尊重できる
相手に対して敬意をもつことができ、相手の価値観や言動を尊重できるようになります。
そして、この「相手への感謝、相手の言動の尊重」もできる人は、自己肯定感が高いと言えます。
このように、「強気・ポジティブ・楽しい」の3つの解釈と、「適当力」、「背景の事情を考慮」を入れた5つの解釈があれば、不快なことがあっても上記の思考の流れに乗れば大抵のことは吹き飛ばせます。
メインの三大態度がある人は有利
次点の三大態度も重要ですが、これはメインの三大態度がないと効果は半減します。
「ポジティブ・楽しい・謙虚」のメインの三大態度(+相手への敬意など)がある人は、他人とのコミュニケーションにおいても、日常の仕事や街ゆく人と出くわしたときでも、このような思考の流れができているので、ネガティブな解釈をしません。そして発言や態度もポジティブです。
だから感じが良く、話していて気持ちが良いのです。
それが「接して与える三大要素」である安心感・心理的安全性・信頼をもたらし、相手の満足度を上げます。
こういう人だからこそ、いつも人脈・ネットワークにつながりますし、コンサルティングなど双方向のコミュニケーションの際も相手の納得をもたらし、行動につなげ、結果を出すことができます。
そうなるとリピート利用や口コミによる新規の顧客・仕事の獲得ができ、診断士として差別化ができます。
そう、これが活躍する診断士にもたらされている「良い流れ」です。
今回は次点の三大態度によってもたらされた5大解釈で不快なことを吹き飛ばすことについて見ていきました。
今回見た流れを何十回、何百回も繰り返していると、生き方が変わってくるはずです。
そして「良い流れ」に乗れるはずです。
はい、僕も何百回も実践していこうと思います。
今回もありがとうございました。